十円均一

ワンコイン怪文書置き場

憧れはフィルター越しの映像である

アバン

新年あけまして虚無。
きっとこれはぼっちが久々に夜更かし連続パーリナイしたことによる弊害だと思います。
いつも12時前、というか11時頃には寝ようと心がけているのに余裕で就寝時間が2時になるというか今時点で余裕で12時越してるんですけど。
そんな睡眠時間も相まってネガネガ最高潮でございます。
口内炎もできたし!!!
なので例のごとく怪文書を書き散らそうと思います。

憧れから形に入りがちな人生

自分のこれまでを形容するならこうです。
話が面白いから、自分でも物語を考えてみたい。
操作が面白いから、自分でもゲーム作ってみたい。
テンション上がるから、自分でも曲作ってみたい。

これらの感情は、何かを始める着火剤としては悪いものではありません。
というか、願望があるからこそ人は努力を試みるという点からすると、こういった感情は生きる上で割かし重要なものであると思います。
いや、人はみな創作者ではないけと、「〇〇だから△△したい」みたいな感情の話です。
まあ今回は十円の話をするので、創作関係に舵を振り切って話をしますが。 創作とばやっというのもアレなので、少しだけ補足すると一次創作全般の話です。

端的に言うと、十円には憧れの人がいました。
絵が上手くて、マンガを1Pずつ投稿する場でその方を見つけました。
そして、その方の真似をして、十円もその投稿サイトに登録し、その方が遊んでいたであろうゲームを遊び、遊べないものは実況動画やwikiサイトなどで詳細を調べました。
これだけ書いても普通に気持ち悪いのですが、十円はその人となんの繋がりもありませんでした。
いわば緩めのネットストーカー的な……本名とか家は知りませんが!
で、色々紆余曲折あって、その人とSNSで繋がれるようなやんわりした関係を結ぶに至りながらも、その人が属していたコミュニティと反りが合わず、十円はアカウントを消してぼっちツイッタラーになりましたとさ。

断っておくと、十円はその人と特別親しくなるつもりはありませんでしたし、その人と会話できる機会が訪れようとも思いませんでした。
だって恐れ多いし、今までの追っかけ具合からすると純粋に恥ずかしいじゃないですか。
まあ、SNS繋がった時に「あの時からのファンでした……」をぽろりとしたら、ひそかに追ってた個人サイトがあったのですが、どうやらそれを消し忘れてたことを思い出されたようでちょっと悲しい目にも逢いました。
向こう的には面識があると思って誰だろうと必死に記憶を探って下さったようですが、申し訳ありませんただのストーカーです。

そして十円が離れたコミュニティは、その人と再会(?)するまで十円自身も数年間所属していました。
なので、その人がいたからどうの、ではなく前からモヤモヤしてたところでその人と繋がりを持った感じです。
どこかの藍染惣右介が「憧れは理解から最も遠い感情だよ」と言っていましたが、その通りだと思いました。
傍観者の時は、そのコミュニティはさぞかし楽しい場所なのだろうというフィルタがかかって、盲目的に界隈の交流を見ていました。
結果として離れた界隈の感想は、まあ、いい経験になったかなという。

これは序の口で、他にも数個のコミュニティに、楽しそう! と思って突撃し、自分には合わんな……と立ち去ることを数回繰り返して今に至ります。
原動力がすべからく「憧れ」なので、それをことごとく手に入れて「実感」してしまうと、乖離に絶望するというのがお約束。
盛ってる部分もありますが、まったく嘘ではない、はず。
そんなこんなで、現在所属しているコミュニティも、横目でちらりと伺う程度の付き合いをしています。

コミュニティは人を選べない

個人的に感じたことです。
SNS、というかTwitterの場合は、フォローというアクションは基本的に1人(企業アカウントとか複数人運営を除く)にしか通用しません。
あなたが気になる、というアクションはそのあなたにしか届かないのです。
まあそりゃそうだ。そうなってるんだから。

でも、コミュニティであれば1対多のアクションになります。
そのコミュニティの入口を叩く行為であったり、コミュニティ内で発言する行為であったり。
誰かに向けてメンションを飛ばすことは出来ても、特別隠すことをしない限りは自分もその他の人のやり取りもオープンに閲覧出来ます。
すごく当たり前のことなのですが、自分はこの意味をよく分かっていなかったがために苦しみました。
つまり、101人いるコミュニティの99人と仲良く出来ても1人が生理的に無理なら、そのコミュニティに居続けることは難しいのだと気づけなかったのです。

例えばdiscordにはミュートという機能があり、その人の発言はすべて伏せられますが、発言したという事実は表示されます。
例えばマストドンにもミュートという機能がありますが、その人へのメンションなしの会話は当然隠すことが出来ません。
とまあ、Twitterでも同じこと言えるでしょ的な案件ですけど、Twitterは1対1なのでブロックミュートして、その人と関わらない人達を選んでフォローすればお手軽キングダムの完成となります。
そういう意味では孤立もしやすい!
というわけで、結局自分は一人のTwitterアイランドに出戻ってしまうのです。

ならぼっちでええやん

わりと我の強い人が苦手だなーというか、好みでもない人と同じ部屋にぶち込まれるのが苦手だなーっていうならぼっち極めればええやんになりますよね。
真のぼっちではありませんが(影薄いながらもコミュニティには属しているので)、わりとそれは実現出来てます。

しかし、ここでウィークポイントになるのが例の「憧れ」です。
十円の憧れは大体、一次創作者に向けられます。
SNSやブログ関係も可能であれば確認します。
それで、この人はこんなこともしてるんだすごいなーと感心します。
そして落ち込みます。
自分は人が苦手でぼっちだけど、この人はTRPGをやるような仲間もいるし、ゲームを共同制作するような仲間もいるし、即売会で合同誌出せるような仲間もいる。
でも自分には何も無いなあ……自分の人生ってなんなんだろなあってなります。

前述した通り、十円はコミュニティで上手くやっていける自信がないのと同時に、人と関わることも苦手です。
なので、どう足掻いで自分には手に入れられないものがあると自覚して落ち込みます。
その人はその人だし、自分がTRPGとか共同制作とか合同誌やりたいのかと問われるとそれはどうなんだろうと思います。
が、それらはどれも体験したことの無いもので、「実感」したことのない「憧れ」です。
手にしたことがないものは、やはり想像の域を出ませんので、十円のように理想が高いぼっちになると、「憧れの人」がやっているというだけで価値があるように見えてしまうのです。
悲しいね。

憧れが多いゆえの皮算用

そして、最も良くないと思っているのが「皮算用」です。
なんかすごく「虎残用」って打ちそうになるけど、「取らぬ狸の皮算用」「皮算用」だぞ!

憧れの人がやっていたゲームをやろうとした十円なのですが、数が多すぎて全部を遊ぶことは出来ませんでした。
でも、その作品のことは知りたかったので、実況動画やwikiを見て、クリアした気になりました。
……実況動画の何がいけないの? という話ではなく、その人がやっていたからという理由で盲目的にゲームの全貌を素人したのがやべーと思ってます。
今でこそネタバレだけを漁るようなことはしていませんが、やはり魂は同じなので似たようなことをしてはいます。

とある理由で、間接的に気になったゲーム、マンガ、小説があります。
間接的にというのは、コンテンツそのものに純粋な興味があったわけではなく、なにかを調べていると聞き副産物的にコンテンツに興味を持ったという意味です。
そして、そのコンテンツを買います。
手付かずのまま、そのまま放置します。
そのコンテンツはそれぞれ積みゲーだったり積み本だったり、物に埋もれる存在になります。
……やべーじゃん。

実際、放置する理由としては年齢的に時間が捌けなくなったとか、ソシャゲにかまけてたりとかがあるとは思いますが、買って満足してしまっているんです。
これ、たぶん買った時点で同じ敷居に立ったと勘違いしているのではないでしょうか。
何はともあれ、現在積みゲーがめちゃくちゃ多くて、クリアしてないことにかなり後ろめたい気持ちがあります。
なんとかしなきゃな……。

きっと自分は一途にはなれないのだと思います。

これからの対策

憧れが強すぎることの弊害として、「自分との比較」「皮算用大量生産」を上げました。
後者日本語おかしいな?

前者に至ってはどうしようも出来ないので、そこはもう気持ちの持ちようですね。
紆余曲折あってKindle端末が手に入るので、いい機会なのでちゃんと読書に勤しみたいと思います。
知識は裏切らない!
結局前に生物学云々の本を読むとか言って実現できてなかったので、ソシャゲとの付き合い方を見直し始めた今なら、なんとか本を読む習慣を始められそうな気がします。
全ては自分次第なんですけど。

後者に関しては、もう計画性の一言しか言えません。
積みゲーがあるということは、時間が無いことと同義だと思うので……手をつけたゲームはクリアするように心がけます。
前まではゲームプレイブログを更新していたのですが、なんというか、ゲームをしなくなってから滞りまくってます。
画像べんべこ貼るから時差があると意味でよくないのかもですけど!
積みゲーリスト見てると心が折れるので早く何とかして欲しい!
アルセウス欲しいでしょ!?
頑張ります。

総括

ソシャゲの話はつい先日にもしましたが、あらゆる方面に繋がってることに若干恐怖も感じました。
いずれにせよ、憧れないという選択肢は持てそうにないし、憧れるという感情自体は悪いものでは無いので、自分の有り様を確固たるものに出来ればなというところですね。

現在ソシャゲのデイリーがもったいないと思ったら起動を辞める、というプチタスクを続けてます。
それはタスクなのかと聞かれると謎ですが。
いい意味で遊び人になれればなあというのが今後の目標ですし、その遊び人になりうる為に時間は程よく計画的に消化したいです。
あと早く寝ること!!
早く寝ないとネガティブ加速するからな!

以上!