十円均一

ワンコイン怪文書置き場

タグ無しBLが解らないマン

アバン

最近めちゃくちゃ夢を見ます。
眠りが浅い、あるいは鬱々してるのかもですが、寝る時間遅いからじゃないでしょうか?
いやでも、テレワークが半必須化して外的刺激が皆無になったのも大きいかも?

まあ、そんなこんなで久しぶりに思い出したBLについての所感を綴ります。
タイトルにもある通り今回はBLについての話ですが、BL苦手な人がうんうん悩む内容です。
一応補足ですが、界隈を否定したいワケじゃないです。

BL苦手と感じたキッカケ

腐女子、あるいは腐男子になるキッカケとして、「たまたま見た二次創作であの子が〜」みたいな話を見かけます。
その作品を見た事により、男同士でもいいじゃん!  とか、はたまた女同士でもいいじゃん!?  とか、そんな具合に沼にハマっていく、と。

しかし、残念ながら十円にはそんな感情は生まれませんでした。
個人サイト巡りをしていた時、〇〇受けという単語を知り、こういう風にキャラ同士でわいわいするのが界隈では当たり前なんだろなあと、暗黙の了解を分かった気になりました。
そしてピクシブというサイトを知った時、同性同士が接吻やら赤面やらする作品を目に入れて、生理的に見たくないなと思ってしまいました。

以前の記事で述べたように、十円は公式史上もとい公式が神と思っているタイプの人間だったので、それがこんな形の二次創作否定に繋がっていったのだと思います。
いや否定まではしてないですけど。
無言でブラウザバック芸したり、ミュートワードを覚えたりしました。
自衛は大事。

そもそもBLが分からない説

しかしながら、ふと思うのです。
たまたま見たマンガ、いいなーと思って説明文やらタグやらを覗くと「BL」と書かれていることがある。
そして、えっこれBLなの!? どこが!? と困惑する。
つまるところ、十円はBL苦手だと思っていましたが、本質的に苦手なわけじゃなくて、BLの特定ジャンル(?)が苦手なんじゃないかなあと思うようになりました。
百合は見る機会が少ないのですが、大体百合とタグ付けされている作品を見るとほのぼのしていいなってなります。
ので、そんな苦手じゃないかもカウントです。

そして、じゃあその差は何なのかと問うた時、ここからはものすごーい偏見になるのですが、苦手と感じたBLは圧倒的に性もとい身体的接触の描写率が高かったです。
あくまで個人の感想なので統計とってない身でなんじゃいって意見は最もなんですが……そもそも百合見る機会の方が少なかったし……。

特にうわって思ったのは接吻、性行為を彷彿とさせる描写、それに類する単語が出てくる作品でした。
ベタに言えば、真顔で好きだよと言うA男に、ハイハイ冗談って流すB男がいて、A男が微妙な顔をする展開の作品は読めます。
(好んで読むかは別として)
でもここに接吻とかそういう過度な接触が入ってくるとギエピーとなります。
世代がバレるぞ。

で、この条件から追憶すると十円は百合が大丈夫だったのではなく、十円が見てきた百合はことごとく過度な身体的接触がなかった、あるいは少なかったものだったなあと。
……まあこれも上で述べてますが、十円の見てきたという枕詞付きなので、そんな百合ねーよって反論にはそりゃそうじゃろなとお返ししますが。
なんか別枠にするのもあれなんで、以下からは全部BLにまとめて続けます。
百合の人すまねえ。

以上のことを踏まえると、タグ付けされてないと十円はBLが解らないという結論になります。
ただし露骨にハートが描かれているような、あからさまに恋愛の雰囲気漂っている作品はさすがに解りますが。
要するに雰囲気ラブ? みたいな作品が分かりません。
2人並んでニコニコしてるなんて、ラブかどうか分かんないよ!

ブロマンスという言葉

色々書いてたら思い出しました。
BLに似てるというか、似たベクトルの言葉に「ブロマンス」というものがあります。
こちらもBLと同じく、男同士のやりとりに対して設定するラベル(ジャンル)ですが、決定的な違いとしては「性的描写がない」という点です。
つまりブロマンスはえっちじゃないBLです。
いや、定義からするとBLというのは性に関する描写があるものをそう定義しているらしいので、厳密には違いますが。
AIと機械学習くらい違うと思う。
わかりにくい例えをすな!

とすればこのブロマンスという言葉がBLとごっちゃになっているのでは? という疑問が浮かびますが、歴史を調べてみた限りではブロマンスは言葉が生まれて日が浅かったはず。
と思って調べたんですが、単語の出現自体は同じようだったので、BLという言葉が独り歩きしてしまっているようですかね。
そも、どちらも造語なので作った人の界隈が違ったという意味で独り歩きは適切な表現では無い気もしますが……。
なので、混ざっていると言うより浸透していない(知らない)、あるいはマイナーだから使いたくない、という心理があるのでしょうか。
後者に関しては致し方なしですが、前者であれば色んな人に知って欲しいですね。

これまた十円の話なのですが、BLと枕詞のついた作品はミュートでそもそも弾いていますし、目に付いてしまったらそっとアカウントをミュートにして自衛しています。
そのジャンル好きな方がいる手前、一人の感情で嫌な思いをさせたくないので。
あなたの地雷は誰かの性癖かもしれないじゃないですか。

作者のラベルは尊重したい

がしかし、とあるブログで「BL苦手なのに相互になってくれた人がいたのですが、地雷ぶち抜くといけないのでブロ解しました」というような文章を見つけました。
その自称BL描きさんは声を大にして自作品はBLと注意喚起していたわけではありませんが、その方のイラストを見た十円は、これBLなのかあと頭を捻りまして。
……でもその人が言うのだから、かの作品はBLなのです。
ブロマンスという言葉を知ってるのか知らないのかはさておいて、作者がBLですと公言する作品に対して「それは違うよ!」と外野が指摘するのはそれこそ野暮でしょう。
解釈はそれぞれにお任せします、という方の作品であれば大なり小なり感想を述べてもいいのだとは思いますけども、ジャンルをハッキリ明言したものに関しては茶々入れても仕方ないことだと思っています。

そもそもラベリングされていないとミュートで弾くことも出来ないので、そういう意味でも扱うジャンルについては名言して欲しいです。
がしかし、うっかり読んでしまったものに関してはムムっとなってしまうので、大なり小なりその基準を知りたいという気持ちはありますが……。
そもそも恋愛だってほのぼのとかギャグとか切ないとか色々ジャンルあるんだから、そりゃ同棲愛だからったひとくくりにするほうが難しいでしょって話なのかもです。
この疑問は最終的に、恋愛が分からないという結論になるのかもしれない。
日常生活でそういう感情を経験したことないから故の疑問なのかもしれないですね。
早く召されたい。

総括

どうしてこれ書いたって、そのブロ解文章読んだからなんですけど、流石に人様の込み入った事情が記されてるであろうURLを貼れるほど面の皮は厚くなかった。
界隈では受け攻めがどうの顔カプがどうのと燃料が尽きないようですが、やはり自分はそちらの道を歩むことが出来なさそうです。
別に頑張ってた時期もありませんでしたが。

全然関係ないのですが、いい加減創作再開するかなと思いつつ、人目の付かないとこサイコーと思ってMisskey再開しました。
広告もないので超快適です。
というか、いよいよ広告やらいいねやらの表示に我慢できなくなった十円は、ついにTwitterを公式から有料アプリにチェンジしたのですが、ありえないくらいタイムラインすっきりしました。
いかに公式アプリが広告まみれなのかが分かる。
アカウント数もそれなりだし、これならお金払ってもいいかなということでTTFC以来のサブスクです。
開発者さんたち頑張ってくれー!

以上!