十円均一

ワンコイン怪文書置き場

相対的不幸を感じること

アバン

鬱です!
正確には自称鬱ですが。 存在忘れてたわけじゃないですけど、文章書く気にならなかったくらいにはポジティブだったかもしれません。
なのでいつものように鬱だーうわーどうしよーって書きます。
……という下書きを見つけたので、投稿しようと思います。
いつ書いたんだろうこれ。

知人の結婚報告vs芸能人の結婚報告

知人と言ってもリアルではなくネットの方なのですけども、なんか色々あって疎遠になってたのにたまたま呟きを見てしまい、その結果数年前に結婚されてたことを知りました。
もともと恋人がいるような示唆はしてたので、驚きはありませんでしたが、漠然と絶望を味わいました。
置いてけぼりにされたような絶望です。
懲りないな。

それとは別に、芸能人でも結婚やら離婚やらの報道が盛んです。
離婚はさておき、結婚の方は「へー」という印象が強く、総じて印象が薄いです。
それほど興味が無いという点が大きいのでしょうけども、仮面ライダーに出演していた某俳優や、戦隊モノに出演してた某俳優でも、めでたいなーくらいで盛大に嬉しい!! という気持ちは湧いてきませんでした。
おそらくは雲の上の存在だと認識してるのでしょう。

ということはつまり、それ以外の結婚報告にダメージを受けるというのは、自分と同じ土台にいると認識してたということで……。
おこがましいにも程がありますけども、でも多少交流があっただけに、そう思っているのだろうなあとは思ってます。

結婚=幸福ではない

重々承知ですが、幸福の基準は人それぞれですし、ましてや結婚が幸福の象徴だとは考えていません。
十円自体、必要以上に他人と関わることを煩わしく思っているのでそういう未来も迎えたくはないです。
がしかし、人の目が気になりすぎる性格故に、結婚出来ない自分は人として欠けている、幸がない、ダメな人間だ……とネガティブ思考に陥ってしまうのも事実。
自分の中の世間体がお硬すぎるんでしょうね。
知識の偏りはこんな弊害を産むのじゃな。

でもって、こういう時によく思い出すのがかつての知人Aさん。
言わずもがなネットの住人です。
めっちゃくちゃ仲が良かったわけじゃないですが、一方的に知ってた時期が長かっただけに相互フォローになった時はとても嬉しかった思ひ出。
もちろん今はアカウント消してしまったので疎遠ですが。

その当時、Aさんには恋人がいたらしく、そんな感じの呟きを……していたような、いなかったような。
その辺はあんまり記憶にないので、強くアピールしてたわけではない、という前置きをします。
で、とある日のこと。
「結婚した時のメリットが見えないので別れました」との呟きがあり、十円はAさんすげー……と思いました。
たしかにメリットって何だろう……苗字が同じになるとか危篤になったら病室に入れるとか? と無い脳みそを絞り出して考えることは出来るのですが、おそらく十円自身はその思考に辿り着くことが出来なかったです。
誰とも付き合ったことがないからそりゃそうなのかもしれないですけど。

そんなわけで、少なくともAさんは結婚を幸福と思っていなかったな(意訳)と、少し冷静に思い返すことが出来ました。
となると、もしかしなくても十円は自分が未経験の事案に対して幸福指数をめちゃくちゃ高めている可能性があります。
憧れは理解から最も遠いなんとやら!
呪い再発、というか全然解けきってないね!!

不幸は不幸に集う

一概に不幸と称していいのかわからん話ですけど、一応ネガティブ的な話を不幸と据え置いて話します。
先日こんなツイートを見かけました。

第一声が「わかる」でした。
病み垢作ったことは無いですけど、かつて似たようなアカウント作ってネッチネッチネチネチ己の不幸とか不満とかを吐き出してました。
もうそのアカウント消しましたけど、消した理由としては「疲れた」からです。

なんか前にもちらっと書いてたのでさらっとだけ書きます。

つまるところ、病み垢愚痴垢作っても傷の舐め合いしか出来ないんですよね。
私は不幸、今日は何があった、上司にアレはおかしいと言われた、ぴーちくぱーちく。
周囲が不幸なのもあって、己の不幸ネタは事欠かないところが逆に、「私も不幸であれ」というバイアスにハマってしまっている気がして、怖いです。 そのバイアス云々はどんな人をフォローしたかで変わると思うんですけども。

ともかく、そういうアカウントはお手軽に自分を肯定してくれる実に安価な居場所ですが、不幸ネタを振り回してる限り幸福ネタは降り注いでこない場だとも思いました。

不幸ネタ話さなければ幸福になれる訳でもないですけど、でも嘆いても仕方ないし鬱鬱したことを更に分析してやっぱり鬱だ! ということが分かっても、特に生産的でもなんでもありませんよね。
分析することで、その思考プロセスから脱却しようならわかりますけども、まあ仮にそう言うメンタル系ツイートフォローしても、見るだけじゃ実践しないのが関の山。
個人的にはその営業ツイートに耐えかねてさよならした点も大きい。
同調は悪いことではないけど、あまりにも同種が多いことで思考停止になる可能性は否定できません。

同調というコミュニケーション

林先生の初耳学で伊集院静先生がこんなことを言ってました。
「つるむのは甘え」
「他人といると他の人の答えが見えちゃう」
「流されちゃう」

実はでもないですが、十円はこの作家さんをよく知りませんでした。
本のタイトルこそ聞いたことあれど、そもそもどんな本か、どんな方が書かれたのかは全く知らなかったんですよね。
でも初っ端から独自の言葉でズバズバ意見を言う方で、思ったより根がしっかりしてる方なんだなとど玉を抜かれました。
で、この言葉を聞いて、真っ先にTwitterを思い出してしまいました。
あの病み垢です。

あの人たちはつるむことで、流されることを良しとしているのだなあということをひしひしと感じつつ、でも人間のコミュニケーションてそんなもんだもんなーとも思いました。
誰かが店に行きたい、と言ったら行こいこーってなるような、同調のテンションというか。
悪いことじゃないと思いますけどね。
本当に居心地いいと思っているならそのまま流され続けた方が幸せなのではないでしょうか。
十円は、盲目的になる前に界隈から離れられて良かったとは思っています。
そんなにズブズブじゃなかったですけど。

批判は安価な分析手段だと思う

同調の流れに乗りますが、最近の青い鳥のトレンドって怖いなと思ってます。
ほぼ見る専で呟くなんてことをしてないROM専なんですけども。

例えば有名な暴露系YouTuber。
それによって、バンドのジャケ絵を描いてる絵師さんがどーのこーの言われた件があります。
例に漏れず、十円はバンドは知ってたものの絵師さんのことは知りませんでしたが、トレパク疑惑の作品を見ると途端に嫌悪を抱くようになりました。
知りもしないのに嫌悪って、今考えたら超絶怖いですけど。

案の定、みんなトレパク許すまじ、写真撮った人にも権利が云々、絵柄違うのはなぞってたからね了解、などなど。
基本的に青い鳥の住民はそういった案件になるとめっちゃ怒ります。
怒るのはいいと思います。
でも、その怒りは誰のものなんだろうとも思います。

著作権の侵害、と言うが貴方は権利者なのでしょうか。
線が重なったからトレスと言うが、誰かに検証を頼まれたのでしょうか。
呟きを見るど見れど、他者の善意を踏みにじった! 許さんぞ! という言葉が多く見受けられました。
たしかに写真をトレスして、自分の作品であると公開するのは良くない行為だと思います。
が、当事者でもない我々がそれを騒ぎ立てれば相手が謝って謝罪するとでも思っているのでしょうか。
結果としてその人は青い鳥での活動は辞めたようですがその後は知りません。

コロナでも顕著になりましたが、こういったゴシップ系の話題では、俗に言う正義警察と言うべき方々が多く見られます。
そんな正義警察に混じっていたモノホンの弁護士の呟きはこうです。

「そんなに頑張って線画を重ねたところで著作権の侵害を主張するのは厳しい」

十円は専門家じゃありませんが、法律の専門家がこう言ってるのです。
外野が批判してもそれはただの雑談でしかなくて、アレコレ語る自分かっけーという余韻に浸ることしか出来ないでしょう。
もちろん、この文章を書いてる十円もなかなか上手い言い回しが出来てイエーイと思っているので、帯域は同じです。
批判というのは実に低コストな分析系アウトプットだと思います。
だって、批判すればなんでも原題を語った人より強く見えるんですもん。
甘い蜜も同然です。

知識を固めるのがベストなのかも

結局、同調するか、自ら答えを出すかのひとつなんだなあと思いました。
病んだ時の話です。
が、同調は嫌です。
低コストに悩みをほっぽれるとは思いますが、解決には至らないと思うからです。
であれば後者の自ら答えを出す方に軍配が上がるわけですが、そりゃーー簡単に出来たら悩まないよ!

いつかの記事でKindle端末手に入れたので本を読むぞと言ってソシャゲしてたので、知見もまったく得られてません。
が、ソシャゲも育成疲れてきたので、全力で挑まなくてもええんちゃうかなと……。
ブログに読書記録書けるほど読めたらいいんですけどね!
とりあえず1週間に1冊は読む努力をしてリハビリがんばりませう。

知識を固めて、己の世間体をもう少し柔らかくするのです。
Unlimitedの特権を使って流儀シリーズ読めたらすごくハッピーですがそんな上手い話あるかわかりゃせん。
とにかく、なにかしら借りてるやつをそろそろ読み終わって欲しいです!
頼んだぞ、未来の十円。

総括

話が一点二転三転したのでタイトルがクソになりましたが、書きたいことがいろいろまとめられて良かったです。
とくにトレンドの話。
個人的にはトレパクはあ? ですけど、それを第三者の身で怒ったところでなんにもならんので軽蔑するに留めておきます。

例のAさんの事例を思い出したことですっと気が楽になったのでもっと早く思い出して欲しかった。
それはそうとして結婚めでたいので末永くお幸せになって欲しいです。かつてのフォロワー。
十円は式に呼ばれるような知人もいないので、そういった祝儀とは永遠に無縁でしょうけども。

と、しんみりしみしみて終わりそう!
眠い! 実は今1時半です! 寝ろ!!!

以上!