十円均一

ワンコイン怪文書置き場

森林浴目指して迷子になった話

アバン

今日は面接です。人生初の転職の面接です。
ただし夕方から!
胃がとてつもなく痛む……わけではないけど、また例のネガティブキャンペン(故意)が始まりました。
おおうこれは……心を休ませねば!
車もあるし、そうだ公園に行こう!
森林浴数分するだけでもいいってどこかで聞いたことあるし!

こうしてじつにN年ぶりとなる「キャンプもできちゃうお山のほぼ森林公園」、長いので森林公園行きを目指す十円の小さな旅が始まりました。

文明の利器

十円は記憶力がない。卑下ではない。事実である。
しかしこのご時世、車にゃナビ、スマホにもナビがあります。
車のナビ+スマホのナビを同時にやられると困りますが、まあ案内してくれるのは助かります。
同行者はもちろんいません。カッコ良く言えばソロ活かもしれません。
連れションじゃあるまいし、なんでもかんでも「誰かと行くの?」とか聞く人は如何なものかと思います。
きれてないっすよ。

ナビをピピピと設定。森林公園まで20分で行けるらしいです。
もうちょっと近いと思ってたけど、車だから直線距離とは少し勝手が違うのでしょう。
こうして馬鹿正直にナビの道をぶいぶい進む十円カー。
この書き方だとすごく安モンぽそうな車ですな。

通行止めくらった

順調にぶいぶい走る十円カー。モルモットではございません。
だがしかし、大昔の記憶ではこんな道通らなかった気がします。
でも十円は「ここからでもいけるんだあ~!」と馬鹿正直に感動しながら進みます。
いつも通る国道なのにね。不思議です。
そしてナビの指示に従って曲がりました。左折です。この先はまじで通ったことない。
たぶんその先一本道で公園まで行けちゃうのかなあと思った矢先、先行く道に看板を発見しました。

工事中。何月何日まで通行止めです。

な、なんだってー!?
でもその看板は、反対車線に入ってしまえばその先に侵入出来てしまうくらいゆるゆるの通行止めでした。
しかしゴールド免許の善良な市民はそんなことはせず、諦めてUターンをします。
ここからが地獄の始まりでした。

道を矯正しないナビVS別の道から行きたい俺

過去の記憶を頼りに、別方面からアプローチをしてみようと考えます。
しかし道幅優先のナビは進めど進めどUターンをご所望。
ある程度進んだところでちょっと従ってみたらやっぱりUターン。
今度こそ信じずに進んだら別の国道を示しだすありさま。
これって大回りじゃねと思いつつ、Uターンじゃなかったので大人しく従います。
そして右折したところ看板が。

工事中。何月何日まで通行止めです。

既視感!!
というかその道はもう一切通れないんですね!
あっちこっち進んだものの結局森林公園には辿り着けず、そのまま帰路につくのでした。

通りすがりの公園へ

しかしナビを見ればすぐ近くに、緑にまみれし公園があるではないですか。
行ったことないけどレッツラゴーで、今度はナビに頼らず道端の看板に従って進みます。
山を登り、この辺かなあと見まわしたところ「森林公園はこちら(矢印)」の看板が。
こっちからでも行けたんだあ……と白目をむきながら、大きめ公園へ向かいます。
車が行き違えないような砂利道で誰にもすれ違うことがなく、半分森の道を進みます。
そうして辿り着いたちょっと広めの空間!
ちょっと先には階段があったりして、神社という看板があったので社があるのかもしれない。
車が二台くらいいたけれども、山菜でも取るのかなーまあ関係ないしーと思って車から降ります。
念願の森林浴です。

木がいっぱいだぜ!

すぐ近くに石碑というか、文字の書かれた石があって、真言宗がどうとかいう記述がありました。
歴史に明るくないのですが、近場にこんなところがあったのは知らなかったので興味深し。
けれども掘られた文字は光の加減で読みにくかったのでちゃんと読まずにアバヨしました。
階段の先が気になったので、合理的に木々の間を抜けるべくうんとこしょと階段を上ります。
クロックスで来るんじゃなかったと後悔はしましたがなんとか頂上まで辿り着きました。

右には案の定神社というか社というか、そういった建造物がありました。
狛犬のようなものも二列に並んで合計四匹いたのが謎です。
階段を上った直後は左に人がいて、あっやべと思ったのですが、それはおそらく向こうも思ったようで、自分が奥に進むといつの間にかいなくなっていました。
てかここ公園じゃないね。神社だね。人がいるのは想定外でした。
とまあ人がいなくなったので木の根っこに上がって、うわー蜜だーとか虫だーとか謎の建物だーとか色々きゃっきゃしてました。
そしてゲームの背景素材の参考材料として社を撮影したり。下心の塊かな?

面接がちらつくので、無事帰れるうちに帰ろうと割と早めに去りました。
時間があるときは、のんびり座って時を過ごしたいものです。
行き違いできない道で自衛隊の車に出会ったりして心が死にかけましたが無事帰宅出来ました。
山の神社に何の用だったのだろう……。

総括

面接前に書き終わらなかったので面接終わってから色々思い出して書き綴っています。
結論から言うと、やはり森林浴はよい!
人いないとこ良い! 気温的にも良い!
でした。科学的根拠は然るべきところにて書かれているハズなので所感です。

面接の結果はのちほどですが、絵にかいたようなネガティブの塊なので落ちてる気しかしません。
強く生きます。受かっても強く生きます。
人の世は常にストレスがはびこっているので、息抜き森林GOTOも良いと思うのです。

以上!